2020年リリース楽曲10選
こんにちは。
自分の感想やら意見を長文で書く場所がなかったためブログを作りました。
更新頻度は多分低いですが(筆不精なため)
時間があるときに見ていただけたら書いた甲斐があります。
初投稿は2020年リリース楽曲10選です。
1曲でも気になる曲があれば聞いてみてください。
- 1.キミのラプソディー/Mashumairesh!!
- 2.Well Wishing Word/水瀬いのり
- 3.シャイノグラフィ/シャイニーカラーズ
- 4.帰ろう/藤井風
- 5.STARRY SKY/PassCode
- 6.夜とワンダーランド/石原夏織
- 7.雨上がりの坂道/Argonavis
- 8.午前0時のシンパシー/Negicco
- 9.茜空、私がいた街/鈴木みのり
- 10.清濁あわせていただくにゃー/わーすた
1.キミのラプソディー/Mashumairesh!!
作詞・作曲/Wiggy 編曲/三谷秀甫
2020/2/5にリリースされた「ヒロメネス/キミのラプソディー」に収録されているTVアニメ『SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!』のEDテーマとなっていた曲です。
前奏、間奏と使われるギターフレーズがとてもキャッチーで楽しい気持ちになりますね。サビ入り前に入るベースもとても好きです。
ラスサビの「キミのラプソディー」だけメンバー4人のユニゾンになるのも粋ですね。
作品内でバンドを組んでいるので、この曲の作詞をしているのはマシマヒメコという設定なのですが彼女のほわんちゃんに対する重い愛が存分に出ている詞になっていますね…
「こんなに好きなキモチ なんと呼ぼう」の辺りなんかは永遠のテーマではないでしょうか。
アニメ映像の「ボクのココロに」の部分のほわんちゃん可愛いですね…
来年1月に予定されているキャストによる生演奏ライブもとても楽しみです。
2.Well Wishing Word/水瀬いのり
作詞・作曲・編曲/栁舘周平
2020/2/5にリリースされた「ココロソマリ」のカップリング曲です。
タイトルの「Well Wishing Word」=「はなむけのことば」にもあるように別れの曲なのですが、イントロから明るく多幸感があります。可愛い声の声優さんにスキャットで歌わせるのって実はあんまり多くないですけどすごい良いですよね。もっとやればいいのに。最近だと「えんどろ~る!」もそうだなと思ったところであの曲も作詞栁舘氏なんですよね。スキャットって作詞家マターなんでしょうか。
で、明るいイントロからの歌いだしが
「生涯ずっと一緒になんて 誓いません誓えません 奇跡とは永遠じゃないのです」
どん底スタートですね。それでも「運命の2人」なのでまた会えることを信じて疑いません。別れの歌なんですがすごく前向きですね。
曲中に「ティアラ」「鐘の音」「機械の針」のようなシンデレラモチーフを思わせる単語が使わているのも、運命の2人であることを更に強めている要素です。
あれだけ尖ってる栁舘氏がこういう詞を書くところもなんか良いですよね。
落ちサビで「奇跡とは有限じゃないんだよ」で冒頭へのアンサーを持ってくるところも綺麗ですしラスサビの「未来が足音揃えた 予感私もするの」のフレーズもすごく好きです。
2020年は「栁舘元年」と称されるくらい(?)栁舘周平氏が携わった楽曲が業界を席巻していましたね。他にも
What-if Wonderland!!/Argonavis
海恋華/天華百剣-斬- キャラクターソング
摩擦主義/八月のシンデレラナイン キャラクターソング
クリスタライズ/水瀬いのり
等は好きでよく聞いていました。こちらもぜひ。
3.シャイノグラフィ/シャイニーカラーズ
2020/4/8にリリースされたTHE IDOLM@STER SHINY COLORSの楽曲です。
まず歌詞。とても良いですね。
アイドルに背中に羽ばたいているそれぞれの色の羽。どういう場所から見るか、どういう環境の中で見るか、光の当たり方で色の見え方が変わってくる。作内のアイドル同士の関係性としての目線でもあり、プレイヤーとしての目線でもあるアイドルマスターというゲームの本質を表していると思います。
元々は全体曲ですが、作内ユニット毎のバージョンもあり歌割りによって各ユニットでの意味合いも出てくるように古屋さんが作詞しているのもすごいですね。
「パステルより繊細で モノクロームより純粋で プリズムより多彩で」
のフレーズはとても綺麗でお気に入りの箇所です。
次に曲。とても良いですね。
サビで音階が1段ずつ上がっていくのは「成長」を表してるのかな~と薄々思ってはいたのですが作曲されたヒゲドライバーさんがTwitterで言及されてました。
サビのメロはドレミファソ・・・と徐々に階段状に上がっていくんですが、最後のほうは一段飛ばしみたいにちょっと飛びます。サビ後半はさらに飛びます。普通の階段状にするとイマイチ盛り上がりきらなかったので、勢いをつけて最後はパッと飛び立つようなイメージ。細かいこだわりポイントでした #GW01
— ヒゲドライバー (@higedriver) 2020年11月21日
メロの付け方で曲にメッセージ性を持たせるのってなかなか難しいのではないかなと思うので凄いですね…
メロが進むにつれてギター、ピアノ、ドラム、シンセっぽい楽器などメインの楽器が変わっていくのも個性的なアイドル達を表現しているように思えます。
4.帰ろう/藤井風
作詞・作曲/藤井風
2020/5/20にリリースされた1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」に収録された楽曲です。
藤井風さんは2019年にデビューし、その音楽性が各所から高く評価され今年の10月に日本武道館ワンマンを成功させた2020年大注目されていたシンガーソングライターの中の1人です。
歌い方にとてもライブ感がありますね。CD音源なのですが目の前で歌われているような、フェイクの入れ方等その場で思い思いに藤井さんがアレンジしているようなそんな雰囲気を感じる程世界観を持ったアーティストだと思います。
1番はピアノとストリングスで厳かなバラード寄りの構成になっていますが、2番からジャズやR&Bのような構成にシフトしていくのも歌詞の心情に合わせたものでしょうか。歌い方もそれぞれに合わせていて凄いですね…
歌詞も別れ(=死?)がテーマとなっていて、聴く人の人生によってどう響くか分かれる深い歌詞になっています。MVも詞のテーマに沿った良いMVだと思います。
5.STARRY SKY/PassCode
作詞/ucio・RyoRca・Koji Hirachi 作曲・編曲/Koji Hirachi
2020/5/20にリリースされたMajor 6th Singleの表題曲です。
PassCodeは平地孝次さんプロデュースのアイドルとして2013年2月に結成。シャウトや激しいモッシュとクラウドサーフが特徴であるラウドロック・アイドルです。
恥ずかしながらロック系のアイドルって苦手意識というか食わず嫌いなとこがあったんですよね。でもこの曲、めちゃめちゃかっこよくないですか?
緩急がしっかり付いていて、ゴリゴリのロックとテクノポップとアイドルらしい儚い歌声がうまく融合していて聞いていてワクワクします。
曲中で何度も転調するんですが、宇宙をイメージした曲調も相まってその度に別の場所にワープしたような感覚を覚えます。
食わず嫌いは良くないな…と思わせた1曲でした。
6.夜とワンダーランド/石原夏織
作詞・作曲・編曲/クボナオキ
2020/8/5にリリースされた2ndアルバム「Water Drop」に収録された楽曲です。
2020年「ライブ(生バンド)で音を浴びて床に転がりたい大賞」部門受賞作です。
楽曲を制作されているクボナオキさんはガールズバンド「SILENT SIREN」の楽曲プロデュースを行っており、他にも26時のマスカレイドの「ハートサングラス」「ちゅるサマ!」、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「Poppin' Up!」「テレテレパシー」等を制作しています。
イントロ、Aメロ、Bメロとギターかっけええ~~~となってからの疾走感のあるサビで心躍りますね。サビ終わりにボーカルだけになるのもかっこいいです。
「ワンダーランド」や「ナイトダイバー」みたいなあまり歌詞に使われない単語もメロディの中で違和感なく使われてリズムの形成に一役買っていると思います。
石原さんのストレートな歌声もバンドサウンドと合って耳心地が良いです。
収録されているアルバムであるWater Dropには「Face to Face」、「リトルシング」、「Page Flip」等好きな曲がまだありますのでそちらもぜひ。
7.雨上がりの坂道/Argonavis
2020/8/12にリリースされた1stアルバム「Starry Line」に収録されている楽曲です。
Argonavisは“BanG Dream!(バンドリ!)”発のボーイズバンドプロジェクトです。2020年にテレビアニメが放送され、2021年1月にアプリゲームの配信が予定されています。
爽やかボーイズバンド良いな~~~ってなる曲です。なんかメンバーみんなが楽しそうに演奏してる姿が浮かんでくるんですよね。浮かんできません?
ボーカルを担当されている伊藤昌弘さんの歌声がとても好きです。1番サビの「見えなくて」の歌い方がどエロい。
ボーカル以外のメンバーがコーラスで入るあたりも好みです。
収録されている「Starry Line」には他にも「星がはじまる」、「ゴールライン」、「VOICE」など良い曲がありますのでそちらもぜひ。
8.午前0時のシンパシー/Negicco
作詞 /一十三十一 作曲/一十三十一、PARKGOLF 編曲/PARKGOLF
2020/8/25にリリースされた15thシングルの表題曲です。
Negiccoは2003年に結成された新潟県を活動拠点としているアイドルグループです。
この曲を初めて聞いたとき「え、めっちゃかっこいいシティポップ~~~~歌ってるのNegiccoなの?」と衝撃を受けました。
幻想的な「夜」の雰囲気を出す音作りと韻を踏んでいる歌詞によって生まれるリズムがとても心地いいです。
ソロパートからソロパートのリレーのタイミングやコーラスの入れ方も好きです。
提供されている一十三十一さんはシンガーソングライターをされていた方のようで曲提供は初(?)のようですがいきなりこの曲を提供される一十三十一さんとそれに応えるNegiccoどちらもすごいですね…
9.茜空、私がいた街/鈴木みのり
作詞・作曲・編曲 /照井順政
2020/8/26にリリースされた2ndアルバム「上ミノ」に収録されている楽曲です。
曲を提供している照井順政さんはアイドルグループ「sora tob sakana」の音楽プロデュースを行っていることでも知られていますね。
前から思っていましたが照井さんの作る曲は小節内の音符の置き方が独特ですよね。少しでもバランスを崩すと零れ落ちてしまいそうですが、鈴木みのりさんの澄んだ歌声が乗ってどこか儚い神秘的な印象を与えてくれます。
2番サビ終わりからのギターソロ、歌詞の「黄金色に広がる街の灯り」が目の前にブワーっと広がるサウンドに聞こえて心地いいです。
ラストの「変わっていく 街も君も 懐かしい記憶も ただ側にある」の旋律は綺麗すぎてうっとりしちゃいますね。
2020年はこの曲の照井さんやYunomiさんなど、アイドル畑のコンポーザーがアニソン界で目立った1年だったように思います。
10.清濁あわせていただくにゃー/わーすた
作詞・作曲/田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN) 編曲/岸田勇気
2020/11/25にリリースされたmini album「What's“standard”!?」に収録されている楽曲です。
わーすたはエイベックスに所属している2015年デビューのアイドルグループです。
田淵が書くアイドルソングやっぱり楽しいな~~~~~
まず「清濁併せ呑む」をアイドルソングのタイトルに使うところから面白いですよね。「にゃー」でバランス取りにいったんでしょうか。
曲は1回聞いたら田淵さんが作ってるのがすぐ分かるくらい色が出ているんですが、サビがとてもキャッチーでしっかりアイドルの振り付けが付くことで甘さと辛さのバランスがとても良いです。バランス取れてましたね。
細かいことは考えずにとにかく今好きなことを貪欲に楽しめ!って歌詞が色々あった2020年に向けたメッセージとして残っていくんじゃないでしょうか。
あと三品瑠香ちゃんは可愛いね。
ということで2020年リリース楽曲10選でした~~~
普段こんなに文章書かない人なので大変でした。
ここまで読んでいただいた方、拙い文章でしたが本当にありがとうございます。
今年はサブスクで音源を解禁するアーティストが増えたり様々なジャンルへの関心が増したことで触れる楽曲の幅が広がった1年でした。
来年もたくさんの素晴らしい楽曲に出会えますように。ライブも行けると良いな~~
ではまたどこかで。